だから私は手品が嫌いなんだ

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今回は私がブログを作成するときに考えていることを書いてみます 。

 

実は私は大学4年間(まあほんとは就職留年しているので5年いましたが、めんどいので割愛します)、300人キャパくらいが入れる舞台で手品をする「マジックサークル🎩」に所属していました。


朝10時から夜の23時までみっちりやる系のガチのところです( 笑)


正直私には手品の才能は微塵も開花しなかったのですが、数年経ったいま、「手品の構成(ルーティン、手順)の作り方」と「ブログの構成の作り方」に共通するところがあるなあと気づきました。


なので、今回はその「手品ブログ論」について、お話しようと思います。

 


手品の構成を作る上で、大切なこと、それは

 


①最初にゴールを決める


5W1Hを決める


③自分のお気に入りの場面を決める(見せ場)


④最後に使う手品道具を決める

 


これだけだとなんのことやら?となってしまうと思いますので、ブログに当てはめて話をしていきますね。

 


■①最初にゴールを決める


もしかすると最初にゴールから…???となった方もいるかと思います。
ええ、そうですよね(笑)


ですがゴールは、ブログを書いていきながら最後に決めるでもなく 、ブログの途中で急に思い浮かぶでもなく、【最初に】決めます。


舞台の上での手品は、 だいたい1つの演技の所要時間が4分前後くらいです。


そして、その手品を観客が観終わったとき
・綺麗で見とれてしまったなあ
・おかしくて笑った
・カッコいい!
など最後に観客にどんな気持ちになってもらいたいのかを想像してから、最後にどんな魔法を仕掛けるとか、見栄え、ポージング…これを最初に決めます。

 


たとえば


迷路を作るときは、


最初にゴールとスタートを決める

ゴールまでの道順を決める

周りにダミーの道を作る


とされています。


仮に、迷路の道順をすべて作ってからスタートとゴールを決めようとすると、もしかすると道は途中で途切れてゴールにたどり着けな い迷路になるかもしれません。


スタートから道なりにゴールを目指す場合も同様に、途中で右に曲がりたかったのに、もう曲がれるスペースは無いということが起こり得ます。

 

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これと同じようにブログも、
ブログを読み終わった後に閲覧者にどんな気持ちになってもらうの がゴールなのか、これを最初に考えてみると良いと思います。


ちなみに私はこのブログの文章を作る前に、一番最後の一行を決めてます!

 


■②5W1Hを決める


次に、5W1Hにあてはまるように設定を考えます。


みなさん聞いたことあります?
ありますよね。
英語やビジネスの場面でよく見かけるアレです。


えーっと、という方にはこちら

5W1H
https://www.manetama.jp/report/business-framework-hack-5w1h-order/


誰が
どこで
何を
いつ
なぜ
どのように


これを手品でもよく使います。


演劇をするのと同じように、
・今は晴れているのか
 雨が降っている場面なのか
・その手品の演技の設定はコメディなのか
 悲劇なのか
それによって、同じシルクハットという道具を使ったとしても、
・嬉しいことが起きて笑ったほうが良いのか、
・ハットが破れてしまって悲しそうに持ったほうがいいのか


等、設定によって表現の仕方が変わります。

 


これをブログに置き換えると、


テーマ:美味しいカレーの作り方


誰が:27歳独身女性が

どこで:1lDKの一人暮らしの家で

なにを:美味しいカレーを

いつ:気になるあの人を初めて家に呼ぶとき

なぜ:30代独身男性の胃袋を掴むために

どのように:クックパッドで調べながら作る


というテーマのブログを作れます。


あれ…なんだか涙が止まらないよう。
パトラッシュ。。


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誰か私をお嫁にもらってくれ!!!!


はっ…!! ついつい取り乱してしまいました。すみません。

 


■③自分のお気に入りの場面を決める(見せ場)


いわゆる緩急というやつです。


緩急がなんで必要なの?という説明はいりま…せんよね?


たとえば、鳩を出す手品がしたいなあというとき、 もちろん見せ場は鳩が登場したときだと思います。
けど、 4分間の演技のなかでずーーーっと鳩だけが出てくる手品っておもしろいですか?
という話です。
私なら間違いなく飽きます。


ずっと同じ味のカレーが3食×7日間続いたら飽きませんか?
ずっと同じCMが1日中TVで流れていたら飽きませんか?
ずっと同じ東京に住んでいたら姫路に遊びにいきたくなりませんか ?


私はどうしても 6/13(水)に 兵庫県・姫路にいきたい!!!
たとえ交通費に往復3万円かかって、ポルカがまだ2. 6万円しか集まっていなくても!!

 

そういうことです。

 

もちろん、 ブログにあれやこれやと書きたいことはたくさん出てくると思います。


けれども、


カレーの美味しい作り方を読者に見てもらいたかったのに
「へー。もぎこは姫路に行くためにポルカの支援募ってるんだね」
「あ、じゃあポルカ支援しておくねー」
なんて言われてしまったらそりゃあ嬉しいですよ。

 

つまり、緩急の付け方というのは、 まず一番言いたいことは何なのか「見せ場になる場面」 を決めます。
そしてそこが目立つように文章を肉付けしていったほうが良いですよ、という話です。

 


■ 最後に使う手品道具を決める 

 

手品に使う 曲(BGM)、道具の種類、数、色、服装、 参加人数を決めていくのは最後です。

 

使用できる道具の数はどんなに工夫したとしても、 4次元ポケットでもないかぎり道具を収納する(タネを仕込む) スペースは限られています。

 

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ドラクエでも一回の戦闘に加われるのは、4人までです。

 

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ブログでも今日はこのネタについて書きたいなあ、この画像を使いたいなあ、長淵剛の曲を載せたいなあと、 書きたいことは無限に出てくるかもしれません。


けれども、読者が飽きない文字数やテンポの良さを考えると、 自分のブログに許された時間や文字数、 魅せ方というのはおのずと見えてくるんじゃないかなあと思います 。

 

そんな感じです。


なんかこうしてみると結局つまるところブログとは、 文章のアウトプットなわけなので、 なにかをアウトプットするときの構成の作り方と似ているんだと思 います。


かめぴょんのおもしろブログ講座を受けて、 こんなブログの書き方を認めてみたのですが、 少しはアウトプットできてるといいなと思います。

 

 

■おまけ

 

ここまで手品がどうこう書いてきましたが、 私は冒頭でお伝えしました通り、手品の才能はありません。


下手くそです。


だから手品をしていた時期は、すぐ叱られるし、それつまらないから早く新しい構成考えてきてと言われる毎日が苦しく苦しくて正解が見せなくてつらかった。
私は手品をするのが嫌いになった。

 

それでも初めてみた先輩の手品は、 素人目にも心から楽しんで演技をしているのが伝わったし、 とてもキラキラ輝いてみえた。
あんな手品をして、 いつか私も同じように誰かを楽しませるエンターテイナーになりたいと強く憧れた。


あの感動がいまも鮮明に目に焼き付いて離れない。

もうずっとこの気持ちは、きっといつまでも変わらない。


だから私は手品が好きなんだ。

 


6/13(水)
・ちひろさんに会いたい
・スナック「姫路キャンディ」で代理ママをしたい
ので、東京〜兵庫・姫路へ向かうための交通費をポルカで支援を募 ってます。
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